19世紀後半から20世紀初頭にかけて、コース設計の暗黒時代があった。
実は、ペナル型、戦略型とはっきり分類できはしないし、それほど単純ではない。しかし、ペナル型と考えられるホールは、ミス・ショットをつかまえるバンカーの位置(初期はティーから50〜80ヤード、これが次第に100〜140ヤードになった)、林の伐採の形(林を真っすぐに伐採し、不自然な直線を出してしまう)などの特色がある。基本的には、攻略ルートが単純で、力の強弱によって不公平なプレイとなる。
暗黒時代には、思想がなく、強いプレイヤーが意識せずに自己顕示する結果、このような造成が多かった。 |
前へ |
|
1920〜30年には、特に、米国では”力だけでなく頭脳も”という戦略型ホールに対する理解が高まった。
A・マッケンジー、G・トーマス、A・ティリングハスト、H・コルト、R・ハンター、T・シンプソンなどの巨匠がコース論を著し、次々に上梓したことが大きな力となった。大恐慌直前までに、アメリカのゴルファーはコースに関しての理解度が高くなっていった。英国のゴルフに追いつき、追い越そうという意欲が、アメリカでは強かったのである。
|
次へ |