改造・設計例Renovation Design examples
千葉カントリークラブ 川間コース
所在地:千葉県野田市中里3477
Phone:04-7129-4111
コース:27holes
- 東コース 3,515yards、Par36
- 南コース 3,516yards、Par36
- 西コース 3,457yards、Par36
開場日:1957年11月9日
設 計:富澤 誠造 改造設計:川田 太三(2008年)
18ホールワングリーン化工事と場外打球による危険防止の為のレイアウト変更
川間コースは開場18年後の昭和50年に18ホールから27ホールに拡張された。
しかし、新規に土地を買い増したとはいえ、27ホールに拡充するには無理な点があり、リニューアルする必要があったので、川田氏に27ホール全体を見直す作業が依頼され、川間コースのホール配置からグリーンのリニューアルまでに乗り出すことになった。平成18年から1シーズン9ホールずつ改造し、3年かけて27ホールの改修を終えた。9ホールずつコースをクローズしての工事が順調に推移した。
南コースは2008年2月から2カ月クローズして、ワングリーン化とレイアウト変更の改造を行った。


旧1番パー4と2番パー3を新1番ホールとしてパー5に改造。これにより、旧3番が2番、旧4番が3番、旧5番が4番に変更となった。
[結果]1番は2打の方向性が大事になり、興味倍増となった。


1番グリーン

1番グリーン前付近

1番ティーイングエリア
6番のパー5は、ティーショットが右場外に出ることが多く、危険防止と経費節約を期して2ホールに分割した(5番パー3と6番パー4)。
[結果]両ホールとも、場外への打球は皆無となる。新6番は第2打の打ち位置が傾斜地で、当コースにはなかったホールになった。


6番グリーン

6番ティーイングエリア

5番グリーン

5番ティーイングエリア
GCA JOURNAL No.27(2022年1月発行)より